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行間

ゲットイットのこと

「最近 会社どう?」

「はい 大変だけど 楽しいです。」

こういう会話の行の間にあった「間」
そこには音としては聞こえないけど確かに言葉があって
そこにあった感覚が リモートワークでごそっと失われたなって

ただ会社にいくだけで 生産性にはなんら影響がないはずだったけど
会社にはいってから 「お疲れ様です」と会社を出てくまで
やっぱり会うことで一言もかわしてなくても交換していたものがあって

それは自分の仕事との向き合い方だったり、
イライラした様子だったり
とにかくリモートワークでそういう情報がまったくなくなってしまったのって
会社にとって、とっても とっても大きいことで

通勤が楽なのはマジで助かるけど、仕事自体が
行間のない物語みたいな
働き方になっちまったんじゃないかって
今日はそんなこと考えてました。

廣田優輝

廣田 優輝

1980年生まれ。東海大学在学中にゲットイットを創業。当初はリユース機器のネット販売が中心だったが、法人ニーズに着目し、保守サービス等も手がけるようになった。「社員とその家族の幸せ」にフォーカスしたユニークな経営を志し、「第6回ホワイト企業大賞」特別賞を受賞。趣味はワインとサーフィン。ベーシストとしてメジャーリリースも経験。

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