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自律分散に関する考察

ゲットイットのこと

主体的に仕事に取り組んで欲しい
経営者であれば誰しもが願うこのことが
なかなか実装が難しいのは
上から押し付けられた目標をやらされる
というようなニュアンスが仕事の中にあるからじゃないかと

じゃ自分で選んだことならやるのか?といえば
自分で選んだことすら3日であきるのが人間なわけで
そんなに簡単じゃないと思うわけです。

とはいえ、会社という場に命や時間の全部をかけて
その場を用意している立場の視点から見ると
毎日顔を合わせる人が不満たらたらでもいいから
成果だけ出してくれればいいという人もいるのかもしれませんが

多くの経営者はやっぱり一緒に働く人たちが
楽しそうに仕事に取り組んでくれ、そして結果がでるという
状態が望ましいのではないかと考えています。
そしてそのことをどうしたら実現できるのかに
頭を悩ますわけです。

10年以上にわたりこの道を探求し続けてきた結果、
この時、注力するのを組織側にもってきがちですが、
実はビジネスモデル側に解があるのではないかと
ここのところそんなことを思ったりしています。

主体性というと、評価、教育、風土というような
組織側の仕組みに手をいれたがりますが、
ビジネスモデルという土壌が豊かであれば、
そもそも人は勝手に目を出すし
その土壌が痩せていれば、どれだけ仕組みを用意しても枯れる。

だから一人ひとりがやるきになっちゃうような
ビジネスモデルを提示できてるのかが
自律分散組織がどうしたら実現できるのか?
に関する本当の答えなのかもしれない。 

なんてことを考えてました。

廣田優輝

廣田 優輝

1980年生まれ。東海大学在学中にゲットイットを創業。当初はリユース機器のネット販売が中心だったが、法人ニーズに着目し、保守サービス等も手がけるようになった。「社員とその家族の幸せ」にフォーカスしたユニークな経営を志し、「第6回ホワイト企業大賞」特別賞を受賞。趣味はワインとサーフィン。ベーシストとしてメジャーリリースも経験。

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